語句を一括して検索する
書類内の特定の語句(プレースホルダテキストも含む)のすべての発生個所のリストを作成することが
できます。リストから検索結果を選択すると、該当するテキストを記載しているページがメイン表示領
域に表示され、テキストが強調表示されます。
用語または、語句を入力します。
書類内での単語や語句の発生個所を
表示する検索結果のリスト内の
項目を選択します。
「
Pages
」は、メイン本文テキスト、ヘッダとフッタ、表、テキストボックス、図形、脚注と巻末注、お
よびコメントの単語または語句に、条件に一致するものがあるかどうかを検索します。
検索を実行するには:
1
ツールバーの「表示」をクリックし、
「検索」を選択して、検索サイドバーの表示/非表示を切り替えます。
2
検索する用語または語句を検索フィールドに入力します。
文字の入力に合わせて、検索結果として、参照ページおよび対象語句の前後のテキストがリスト表示
されます。
検索では大文字と小文字は区別されません。また、特殊記号を検索することはできません。たとえば、
検索フィールドに段落記号をペーストして検索することはできません。
3
検索結果リストの項目が検出されたページを表示するには、その項目をクリックします。
対象の用語または語句が強調表示された状態でそのページが表示されます。
4
検索結果リストで選択した用語または語句を編集するには、その語をダブルクリックするか、
Return
キーまたは
Enter
キーを押します。選択したテキストと置き換わるテキストを入力するか、テキストを
クリックして編集します。
5
書類を開いて以降、最新の
10
件の検索結果をリスト表示するには、検索フィールドの開閉用三角ボタ
ンをクリックして、リストから以前の検索を選択します。
選択した検索文字列の検索結果がリストに表示されます。
6
大文字と小文字を区別した検索結果や、単語や語句の全体に一致する検索結果をリスト表示するには、
検索フィールドの開閉用三角ボタンをクリックして、「大文字/小文字を区別」または「完全一致」を
選択します。
第
5
章
テキストを使って作業する
121
122
段落、文字、およびリストのスタイルを適用することで、テキストの外観
をすばやく一貫性のある方法で変更します。既存のスタイルを変更する
方法、およびオリジナルのスタイルを作成する方法について説明します。
書類を作成してフォーマットを設定するときは、タイプの異なるテキストおよび段落ごとにフォーマット
を変えたいことがあります。たとえば、最上位レベルの見出しのフォント、色、および行間隔をそろえ
たり、写真キャプションの外観を統一したりします。
テキストを統一された書式にするには、スタイル設定の機能を適用するのが最も簡単な方法です。
「
Pages
」の「文書作成」テンプレートや「ページレイアウト」テンプレートには、書類のタイプに
合わせたスタイルが含まれています。見出し、本文、キャプションなどのスタイル名は、そのスタイル
が適している場所を示します。テンプレートを使えば、事前に設定されているスタイルを必要な場所に
適用することができます。また、テンプレートのスタイルを変更したり、独自のスタイルを作成したりす
ることもできます。
文書作成書類の目次を作成する場合は、一貫性のあるスタイルを適用することが重要です。目次の作
成の詳細については、
63
ページの「目次を使う」を参照してください。
スタイルについて
スタイルとはあらかじめ定義されたフォーマットで、マウスをクリックするだけでテキストに適用するこ
とができます。たとえば、中央揃え、ボールド、フォントサイズ
18
ポイントというテキスト属性が設定
された「章見出し」という名前のスタイルが書類に含まれている場合、テキストを選択してスタイルパ
ネルを開き、「章見出し」をクリックします。自動的にテキストの中央揃え、ボールドへの変換、およ
び
18
ポイントへの文字サイズの拡大が実行されます。
スタイルには
3
種類あります:
段落スタイルは、段落(改行が末尾に付いた文字列のこと)全体に対して
Â
のみ適用できます。段落
内の個々の単語に適用することはできません。たとえば、見出し、本文テキスト、囲みテキスト、キャ
プション、ヘッダ、およびフッタなどに使うスタイルがあります。段落スタイルでは、フォント、サイ
ズ、テキストの色、字間および行間隔、テキストの影、背景色、インデントと余白、タブなどを設
定できます。
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